国産インディゴ 蓼藍(タデアイ)



インド藍のアレルギー問題を解消できる蓼藍に出会いました


open当初から使うヘナやハーブは世界基準の厳しい検査を受けたオーガニック認証のもの。

でも、いくらクオリティが良くても、また純粋だからこそ『植物アレルギー』反応が出る方もいらっしゃいます。

漆でかぶれたり、スギやヒノキで花粉症が起こるように、

植物100%だからと言ってすべての方に安全とは言えないのです。

 

ヘナでアレルギー反応が出る方はめったにいないのですが、

『インディゴ(インド藍)』でアレルギー反応が出る方が時々いらっしゃいます。

アレルギー反応の出方はそれぞれで、痒みが出たり、ヒリヒリ刺激があったり、

蕁麻疹が出たり・・・

 

*インディゴが危険な植物のように思われる方もあるかもしれませんが、ご安心ください。

 不安な方にはパッチテストいたします。

 

天然染料で気持ちよく、不安なく染めたいのに

インディゴアレルギーで思うように染められない・・・

でもケミカル染料も使いたくない。

 

私たちも何とかお客様の気持ちに寄り添いたいと思い探し求めてやっとこれだ!

というものに巡り合えたのです。

それが高知県産100%純国産蓼藍(タデアイ)。

『インディゴ』と言っても色々種類があり、

蓼藍はタデ科で、インド藍はマメ科。同じ『藍』でも属する科が違い全く違う植物なのです。

蓼藍とは・・・


◦タデ科・イヌタデ属の一年草

 

染料に使用されるのは葉の部分です。

大変丈夫な植物で、ちぎれた葉から根を出すこともあります。

日本では栽培の歴史は古く、卑弥呼が魏に献上した贈り物の中に藍染の糸を使用した生地が含まれていた記録も残っています。

 

◆蓼藍の薬効効果◆

 

藍と言えば藍染めが有名ですが、古くから中国では漢方『大青』として、

日本では蓼藍を薬草として使用してきたそうです。

葉の部分は生薬としてランヨウと呼ばれ、解毒・解熱に用いられ、

虫や害獣による嚙まれ傷や火傷の患部に藍の葉を用いると良いとされました。

種は藍実(ランジツ)と呼ばれ、解毒・強壮剤として用いられてきました。
戦国時代、武士の甲冑の下染めに藍染めを用いると、刀傷の化膿を防ぎ致命傷に至らずに

済んだと伝えられています。

アトピーの改善や抗アレルギー作用、抗菌作用、粘膜を改善する作用など

多く効果があります。


蓼藍の染め方


蓼藍はインド藍に比べてゆっくり定着する為放置時間が少し長くなります。

個人差はありますが、約40分~60分です。

お時間に余裕をもってお越しください。

 

 

 1度染めで蓼藍をブレンドして使用

ーーーーーーーーーーーーーーーー       蓼藍30g:インドヘナ&ハーブ30g

 

      50分放置

 

インディゴでアレルギー反応が出る

A様です。インディゴを使わずヘナとインド

ハーブのブレンドで染めたり、インディゴ配合量を減らしたり・・・

その時々のカラダや反応を見つつ

相談しながらヘナを続けていらっしゃいました。初蓼藍は少し時間がかかりましたが仕上がりの手触りはとてもしなやかでツルツル✨

 

蓼藍でを使用した2度染め

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1度目はインドヘナ100%

2度目は蓼藍で

 

蓼藍放置時間は45分

インド藍でインディゴアレルギーが出た方・・・

 

蓼藍にチャレンジしてみては??

これでトラブルなく安心して染められるかもしれません。

 

ご心配な方は無料でパッチテストいたします!

お気軽にお問い合わせください。